want, can, must

我々科学者というものは、仕事をしながらでも自分の探求心というものは抑えきれないものなのかもしれない。
例えば数百kgの製造をすることが目的であり、不純物のプロファイルを調査することが急ぎではなくても、一度気になってしまえばそればかりに気が取られるのが科学者の性たるものだ。

そういった知的好奇心を止める必要はない。存分に追求してほしいし、そうあるべきだと思う。

ただお金を貰って仕事しているのであれば、その目的とのバランスはしっかりと取るべきではないだろうか。

世の中では、want(やりたいこと)、can(できること)、must(すべきこと)を活用してキャリア形成に役立てろとしか書いていないが、やれ科学を生業としている我々は業務内でこれを意識しないといけないのではないだろうか。

この中でどれを優先して実行するのが良いのだろうか。これには答えがないのだろうと思う。ただし場面場面で最適解があるので、それを選択してあげなければいけないし、道を誤りそうになっているのなら正してあげるようにしないといけない。

あの東進の林修先生は数学が得意教科なのに、国語の教師をしているのはなぜなのだろう。
得意なことでご飯を食べていく、やりたいことだけでは仕事にはならない。
人に教えるのが得意で、その中で勝てる場所が国語の教師だった。
そうやっていきついた結果、今の地位があるのだろうと思う。

何度も言うが、wantは大事にしなければいけない。そのバランスの舵取りをしっかりしてあげられるリーダーでなければいけないのだろう。

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