忘れることを責めるな

しまった。
今日は一日入館証を忘れてしまい、ドアを開けるにしても何をするにしても後輩にパスカードを借りないと何もできない日だった。
あれだ、なんて日だ!ってやつだ。

僕が後輩を指導するときに、無理にメモを取ることを強要しないようにしている。
それは自分が早口で喋ってしまうこともあるが、いちいちメモを取らないといけないほど記憶に残らない話をするぐらいなら何度でも同じことは話すようにしている。
だから僕は人が物事を忘れることについては寛容である。
まあ僕が忘れっぽい性格だから、win-winの関係にしたいっていうのも本音なのかもしれないが。

むしろそうやって忘れてしまうような物事や、ルールなんていうのはあるだけ無駄なんじゃないだろうか。
ルールであれば、覚えないとできないことを作るなら覚えなくてもできるような仕組みづくりをする。例えば発注点なんて属人的になりがちだったり、過去の履歴を探るといった無駄な時間が発生するんだから、発注票を作成してしまってそこに発注量や納期、どこにどう発注するのかを作ってしまえば、覚えることは減るし、その分脳みそのリソースは記憶に割かれるわけで、色々な出来事を忘却することが減るだろう。

整頓作業もデフォルトの整理された状態を写真にし、この状態を守らせるよう掲示するなどする。もちろんそれだけではエントロピーが増大してしまうので、そこはしっかり注意をし部内を引き締める必要はあるとは思うが。
少なくとも、こういった行動は何も「やり忘れた」、「覚え忘れた」人たちが責められるものではない。少なからずそういった仕組みづくりができない上司も問題ではないのだろうか。

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